能登原子力センターを知ろう!

「たんけんステーション」その1

原子炉と原子力発電所について詳しく学べる展示がそろっている「たんけんステーション」。その展示を一つずつピックアップして紹介します。

たんけんステーションどんなところなんじゃろ?

勉強になるとっても面白いところって聞いたよ!

さっそく行ってみようかね ♫

<沸騰水型原子炉模型>
110万 kW沸とう水型原子炉の10分の1の模型。制御棒、燃料、ジェットポンプや気水分離器など、原子炉内部の構造が分かるようになっています。

<燃料集合体・制御棒模型>
沸とう水型原子炉と加圧水型原子炉で使われている燃料集合体及び制御棒の実物大模型。ただし、天井との関係から高さは実物より短くなっています。2つの模型のうち加圧水型原子炉の制御棒はスイッチを押すと上下します。


<レクチャーボード>
原子力発電のしくみや放射線を団体見学者に説明するときに使用するパネルが収納されています。


<バーチャルあともす>
原子炉の中に入った感覚で体を動かしながら、原子炉の原理を学習できる展示。スクリーンに写った自分の手や体でウラン原子を核分裂させて、原子炉を動かすゲームです。


<原子炉の運転と制御>
我が国の商業用の原子力発電所で採用されている沸騰水型原子炉と加圧水型原子炉の出力がどのような原理で制御されているかを解説しています。


<原子力発電と原子爆弾の違い>
スイッチを押すと、核分裂の連鎖反応が起きたようにウラン235と書かれたランプが次々と点灯していきます。核分裂をおこしてエネルギーを出すのはウラン235です。原子爆弾に使われているウランは、ほとんど100%近いウラン235であるのに対し、原子炉のウラン燃料はウラン235を約3%程度しか含んでいません。このため原子炉が原子爆弾のように爆発することは起こりません。

サンサは「バーチャルあともす」に興味深々だったぞ。
みんなはどうかな?

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